レッドウィングの相次ぐ生産終了や在庫切れの理由
人気モデルの廃盤に始まり、定番モデルでさえも在庫薄が続いているレッドウィングの現状。一体何がどうなっているのかまとめてみました。
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現在はなんと9品番しか生産していない
少し前の動画になりますが、レッドウィングジャパンのマネージャーさんがYouTubeで語ってました。
元々80品番くらいあったのですけども、今現時点で安定的に製造できてるのは80品番中の9品番なんですよ
結構衝撃的な事実ですよね。
コロナ禍における工場稼働不振
主な理由のひとつにコロナ禍のせいで工場が安定して稼働できなかったことが挙げられます。現在の稼働状況は以前のような状態まで復活しているようですが、アメリカにあるレッドウィング本社は、現場系の労働者に向けたタフな安全靴をメインに生産しており、優先順位としてはそちらが先のようなんですね。
日本で人気のクラシックなワークブーツなど、ファッションの意味合いが強いものはヘリテージ部門として扱っていて、メインの安全靴よりは後回しになってしまうのが実情のようです。これは仕方がないですね。
レッドウィングはサイバーテロ攻撃も受けていた
また、レッドウィングに限った話ではなく、世界中の名だたる企業がサイバーテロの被害に遭う事件がありました。
それによりなんとアーカイブデータが消失。正確にはデータが暗号化されてしまったようで、機械化していた部分が動かせなくなったというとんでもない事態が発生していたようです。
このへんの話もレッドウィングジャパンの社長がしてくれていますので、気になる方はYouTubeを。
そして9月から値上げ決定
災難に次ぐ災難でなかなか大変な状況の下、更にアメリカでの物価高と止まらない円安傾向により、とうとう国内販売の値上げが決定しました。
残念なことですが、もうしょうがないよね、としか言えません。
在庫もなかなかないですけど、気になるものがあったら今月中に購入しといたほうがいいですね。